【開催報告】kintone hack 2025 予選会

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著者名:花塚 愛子( サイボウズ株式会社 (External link)

サイボウズ東京オフィスにて、kintone hack 2025の予選会を開催しました!

APIエコシステム本部エンジニアリレーション部の花塚です。
2025年8月22日(金)、サイボウズ東京オフィスにて、kintone hack ~QUALIFIER~(予選会)を開催しました。

今年も「kintoneをhackする」さまざまな発表が披露され、会場は大いに盛り上がりました。
今回はオフラインでの開催に加え、ハイブリッドでオンライン観戦も実施。
200名を越える多くの方にご視聴いただき、熱気溢れる予選となりました!

information

オンライン観戦いただいた方を対象に、視聴者投票付きのアンケートを実施しています。
観戦後まだご回答いただいていない方は、イベント終了後にお送りしたメール内のリンクより、ぜひご回答をお願いします。 (回答期限:2025年8月29日まで)

kintone hack とは

「kintone hack」は、技術とアイデアでkintoneの新たな可能性を切り拓くコンテストです。
技術者が独自の視点で、kintoneの新たな活用方法のアイデアをプレゼンします。

kintone hack 2025 特設サイト (External link)

本イベントは今年で10年目の開催となり、エントリー数も年々増え、予選に出場する難易度も非常に高くなっています。
書類審査を通過した12チームが、10月に開催されるCybozuDaysでの本戦切符をかけて、予選を戦いました。

予選会場のようす

ここ数年、予選はオンライン開催でしたが、今年は久々のオフライン開催!
サイボウズ東京オフィスの会場で行われました。

発表が始まるまでの間は、みなさんの緊張感がとても伝わってきました。
プレゼンテーションできる時間は、1チーム5分。
各チーム、限られた時間の中でデモを交えながら発表をしていただきました。

発表では、他製品や生成AIを組み合わせてkintoneの基本機能だけでは実現が難しいことを実装した取り組みや、ユーザーからのひょんな問い合わせをきっかけに生まれたアイデアなどさまざまな発表が披露されました。

いずれも実際のユーザー課題の解決につながる、技術的なチャレンジが目立ちました。

また、今年の予選では、発表後に審査員から直接コメントや質問があり、その場で活発なやりとりが繰り広げられました。

会場は、臨場感溢れ、独特の緊張感と熱気に包まれておりました。
しかし、休憩時間は敵味方関係なく、参加者同士で楽しそうに交流されていた姿も印象に残っています。

予選通過チームの結果発表!

審査員長から本戦に出場できる6チームが発表されました。

厳正な審査の結果、予選を通過した6チームは次のとおりです!
選ばれた皆さま、おめでとうございます。

チーム名 所属 メンバー
フリグラム フリグラム株式会社 宮下雄 氏
藤田拳 氏
藤田魁 氏
おさかなキャンパー ジヤトコ株式会社 岩男智明 氏
エビフライスラッシャーズ 株式会社エクソル
アースセキュリティ株式会社
株式会社新日本ニーズ
株式会社モリビ
田中幹也 氏
中西さやか 氏
管原百世 氏
植田剛士 氏
シダックス シダックス株式会社 志太悠真 氏
ACSHU 株式会社ACSHU 百済玲男 氏
岡部令 氏
西道涼 株式会社コムデック 西道涼 氏
河井由紀 氏

惜しくも敗れたチームを含め、どの発表も本当にすばらしく、誰が選ばれてもおかしくないほどのハイレベルな戦いとなりました。
実際、審査員も大いに悩み、審査時間を延長するという場面もあったほどです。

Cybozu Daysでの本戦には、上記6チームに加え、シード権をもつ昨年のチャンピオンを合わせた7チームが、優勝をかけて競い合います。
さらにブラッシュアップされた発表が披露される予定ですので、本戦にもぜひご期待ください!

懇親会のようす

予選終了後には、挑戦者・審査員・運営スタッフによる懇親会を開催しました。

会場では、チームや立場を越えて交流が生まれ、発表の感想やkintoneに関する技術的な悩み・ノウハウなど熱心に語り合う姿が見られました。
また、スペシャルゲストとして会場に駆けつけてくださった昨年チャンピオンのお二人にも、LT発表でイベントを大いに盛り上げていただきました!

普段はなかなか話す機会のない他社の技術者や審査員を務めたサイボウズ社員とも直接意見交換ができ、参加者同士のつながりも深まったように感じました。
笑顔や笑い声が溢れる和やかな雰囲気の中で、イベントの余韻を楽しむことができました。

おわりに

初めてのハイブリッド配信ということで運営チームも緊張していましたが、オンラインでより多くの方にイベントをお届けできてよかったです。
運営面では至らない点もあったかと思いますが、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

Cybozu Daysでまた会いましょう!