kintoneで初めて開発される方からよく質問いただく点について、別サイトへのリンクを含めてまとめました。
開発前の参考にしてください。

kintoneには開発環境（開発専用の環境）という機能が存在しません。
そのため、開発と運用のための環境構成としては以下のような構成が選択肢として挙げられます。

1. あるサブドメインを開発環境として使い、別のサブドメインを運用環境として使う。
   

   

   別のkintone環境を契約するほか、cybozu developer networkが提供するkintone開発者ライセンスを開発環境として利用できます。
   次のページから申し込み可能です。
   kintone開発者ライセンス（開発環境）

2. 同一サブドメイン内でアプリAを開発環境として使い、アプリBを運用環境として使う。
   

   

3. サブドメイン1内のアプリAを運用環境として使いながら随時開発も行う。
   

   

サイボウズでは、kintoneのデータを定期的にバックアップしています。
信頼性の高いインフラストラクチャ
このバックアップは、災害や障害などの緊急時に向けて備えたものです。

一方で、ユーザーによる削除などの誤操作に備えて手動でデータをバックアップする方法は、次のkintoneヘルプを参照してください。
バックアップを取得することはできますか？

kintoneと外部（WEB、サーバー）とのREST APIのリクエスト可否は次のパターンにより異なります。

リクエストのパターン	可否	備考
① サーバーからkintone	○	ー
② Webサイト（ブラウザー）からkintone	X	クロスドメイン制約のため、利用できません。
③ kintoneから外部サービス	○（条件あり）	連携先のサービスでAPIが公開されている場合は、kintone.proxy()を利用してリクエストできます。 kintone.proxy()

kintoneのデータ操作には基本的にkintone REST APIを使用します。
kintoneの画面上の場合は、kintone JavaScript APIを利用して一部データの値を取得可能です。
上記の2パターンがデータ操作の方法となり、一般的なデータベースのようなデータベースへの直接接続はできません。

• kintone REST API
• kintone JavaScript API

そのため、操作対象のデータが多かったり、APIを使って実現する処理が複雑な場合には、APIリクエストの都度発生するオーバーヘッドを考慮する必要があります。

なお、kintone（cybozu.com）のユーザーデータへのアクセスには、別途User APIを使用します。
User API

注意していただくべき点が2つあります。

• kintone REST APIへのリクエスト数には上限値があります。
  詳細については次のkintone ヘルプで確認してください。
  制限値一覧 | REST API

• kintone REST APIへの同時アクセス数はサブドメインごとに100が上限値です。
  上限を超えるアクセスがあった場合、利用を制限させていただく場合があります。
  APIの利用制限について

次のkintoneヘルプではユーザーが目視確認できるメンテナンス情報や障害情報の掲載箇所について案内しています。

cybozu.comのメンテナンスや障害情報などはどこで確認できますか？

以下のページで案内しています。

APIの仕様公開と仕様変更の方針

以下のページで案内しています。

• kintoneコーディングガイドライン
• kintoneセキュアコーディングガイドライン

以下のサイトがあります。

• cybozu.com動作環境
• kintoneヘルプ