2020年8月9日kintone APIアップデート情報
API更新情報
2020年8月9日に実施するメンテナンスにおける、kintone APIのアップデートは次のとおりです。
今月のkintoneアップデート情報
kintoneの画面上から、レコードの条件として新たに「来年」「来月」「来週」「明日」「昨年」「昨日」の指定ができるようになりました。
これ伴い、REST APIおよびJavaScript APIからも、同様の条件を指定できるようになりました。
kintone REST API
機能追加
レコードの条件として、以前からある「今日(TODAY)」などと同様に、新たに次の関数名が指定できるようになりました
新たに指定できるレコード条件追加伴う対応です。
利用できる関数
- 来年:
NEXT_YEAR()
- 来月:
NEXT_MONTH()
- 来週:
NEXT_WEEK()
- 明日:
TOMORROW()
- 昨年:
LAST_YEAR()
- 昨日:
YESTERDAY()
利用できるAPI
条件を新たに指定できるREST APIは次のとおりです。
これまで「今日」や「今週」などが指定できた箇所すべてで指定できます。
-
複数のレコードを取得する -
/k/v1/records.json
[GET]
取得するレコードを指定する条件内で指定可能です。 -
フィールドを追加する -
/k/v1/preview/app/form/fields.json
[POST]
関連レコードおよびルックアップの条件内で指定可能です。 -
フィールドの設定を変更する -
/k/v1/preview/app/form/fields.json
[PUT]
関連レコードおよびルックアップの条件内で指定可能です。 -
一覧の設定を変更する -
/k/v1/preview/app/views.json
[PUT]
絞り込み条件内で指定可能です。 -
プロセス管理の設定を変更する
/k/v1/preview/app/status.json
[PUT]
アクションの実行条件内で指定可能です。
この影響により、今後、アプリ設定を取得する次のAPIを実行した際に、新しい関数を含む条件式を取得できる場合があります。
-
フィールドを取得する -
/k/v1/app/form/fields.json
[GET] -
一覧の設定を取得する -
/k/v1/app/views.json
[GET] -
プロセス管理の設定を取得する -
/k/v1/app/status.json
[GET]
上記のAPIの他にも、テスト環境の設定APIなどでも取得される場合があります。
kintone JavaScript API
機能追加
新しい条件が指定できるようになること伴い、対象APIにおいても新しい関数を含む条件式が取得できます
新たに指定できるレコード条件追加伴う対応です。
新しい条件が設定されていた場合、取得される関数名はREST APIと同様です。
対象API
-
レコード一覧のクエリ文字列を取得する -
kintone.app.getQueryCondition()
kintone.mobile.app.getQueryCondition()
-
レコード一覧のクエリ文字列を取得する(オプション付き) -
kintone.app.getQuery()
kintone.mobile.app.getQuery()
製品のアップデート情報
API以外のkintoneのアップデートに関する情報は、
kintoneアップデート情報
を参照してください。
8月定期メンテナンス分は後日公開されます。