任意のカスタマイズビューだけにカスタマイズを適用する方法
はじめに
この記事では、従業員番号、氏名、入社日、勤続期間を一覧表示するカスタマイズ方法について説明します。
カスタマイズビューを使用し、入社日と今日の日付から勤続期間を計算し◯年-◯ヶ月のように表示します。
動作イメージ
以下のように従業員の情報を一覧表示できます。
カスタマイズを適用するアプリ
kintoneアプリストアから人事労務パックを選択し、サンプルデータを含めるにチェックを入れ、kintoneに追加します。
従業員名簿アプリを開き、以下の画像のようにカスタマイズビューを作成します。
HTMLコード
以下のHTMLコードをカスタマイズビューに追加します。
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サンプルコード
次に、JavaScriptを使用して従業員情報を取得し、HTMLに表示します。
以下のコードのevent.viewIdには、カスタマイズビューの一覧IDを指定し、「employee.js」という名前で保存し、「JavaScript/CSSでカスタマイズ」に追加します。
JavaScriptコード
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サンプルコードの解説
入社日から現在までの勤続期間を、◯年-◯ヶ月の形式で返します。
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指定のビューでない場合は何もせずイベントオブジェクトを返します。
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指定のビューの場合は、従業員情報を取得し、HTMLに表示します。
カスタマイズビューの設定で「ページネーションを表示する」チェックを入れると、イベントオブジェクトのrecordsプロパティにレコードのデータ配列を取得できます。
レコードがない場合は、「表示するレコードがありません」と表示します。
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レコードがある場合は、従業員番号、氏名、入社日、勤続期間を表示します。
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おわりに
この記事では、カスタマイズビューを使用して、従業員の勤続期間を表示する方法を説明しました。
一覧を表示する際に、JavaScriptを使用して勤続期間を計算し、HTMLに表示します。
ぜひ、カスタマイズビューを使用して、より使いやすいアプリを作成してみてください。
このTipsは、2024年6月版kintoneで動作を確認しています。
