2020年6月14日kintone APIアップデート情報
API更新情報
2020年6月14日に実施するメンテナンスにおける、kintone APIのアップデートは次のとおりです。
今月のkintoneアップデート情報
フィールドの表示/非表示を切り替えるAPI
に、テーブル内のフィールドを指定できるようになりました。
また、4月版で対応したGETメソッドに続いて、
一覧の設定を変更するAPI
のPUTメソッドがAPIトークン認証に対応しました。
kintone JavaScript API
機能追加
フィールドの表示/非表示を切り替えるAPIを使って、テーブル内のフィールドを表示・非表示にできます
対象API
フィールドの表示/非表示を切り替えるAPI
- kintone.app.record.setFieldShown()
kintone.mobile.app.record.setFieldShown()
備考
テーブル内のすべてのフィールドを非表示にする場合、 kintone.app.record.setFieldShown() にテーブルのフィールドコードを指定し、テーブル全体を非表示にすることをおすすめします。
kintone REST API
仕様変更
APIトークン認証で、一覧の設定の変更APIを実行できます
対象API
一覧の設定を変更する
- /k/v1/preview/app/views.json
[PUT]
備考
表示形式が「カスタマイズ形式」の一覧を含むアプリの場合、APIトークン認証を利用できません。
不具合修正
レコードの追加・更新APIで、テーブル内のルックアップフィールドに値を設定するとき、適切なエラーメッセージが返されないことがある現象を解消しました
対象API
-
1件のレコードを登録する
-
/k/v1/record.json
[POST] -
複数のレコードを登録する
-
/k/v1/records.json
[POST] -
1件のレコードを更新する
-
/k/v1/record.json
[PUT] -
複数のレコードを更新する
-
/k/v1/records.json
[PUT]
発生条件
次のすべての条件が当てはまるとき
- レコードの追加・更新APIでテーブル内のルックアップフィールドに値を設定する。
- ルックアップ先のアプリに閲覧権限がない。
修正内容
- 修正前
- エラーメッセージ「不正なリクエストです」が返される。
- 修正後
- 詳細なエラーメッセージが返される。
製品のアップデート情報
API以外のkintoneのアップデートに関する情報は、
kintoneアップデート情報
を参照してください。
6月定期メンテナンス分は後日公開されます。