2021年4月11日kintone APIアップデート情報

API更新情報

2021年4月11日に実施するメンテナンスにおける、kintone APIのアップデート内容は次のとおりです。

今月のkintone API

スペース (External link) のトップ画面をカスタマイズできるJavaScript APIが追加されます。

ポータルカスタマイズ のように、スペースのトップページでも任意のボタンの設置や別システムの情報を取得して表示できるなどのカスタマイズができます。
たとえば部署ごとのスペースでその部署の利用用途に合わせたページとしてカスタマイズし、利用者に使いやすいスペースを構築しやすくなります。

kintone JavaScript API

機能追加

スペースのポータル表示イベントを追加しました
対象API

スペースのトップ画面を表示した後のイベント

  • PC版:space.portal.show
  • モバイル版:mobile.space.portal.show
備考

これらのイベントは、ポータルが有効のスペース(「スペースのポータルと複数のスレッドを使用する」が有効のスペース)でのみ利用可能です。
また、ゲストスペースでの利用には対応していません。

スペースのポータル内の空白要素を取得できるAPIを追加しました
対象API

スペースのトップ画面の上側の要素を取得する

  • PC版:kintone.space.portal.getContentSpaceElement()
  • モバイル版:kintone.mobile.space.portal.getContentSpaceElement()
備考

実行例:次のスペースでAPIを実行すると、赤枠で示した箇所の要素を取得します。

不具合修正

イベントオブジェクトに含まれる「計算」フィールドが再計算される前の値になり、意図した値にならない場合がある不具合を改修しました

今回の改修により、該当イベントで計算フィールドが常に再計算された値になるように修正されます。

対象イベント
発生条件

次のすべての条件が当てはまるとき

  • モバイル版におけるレコードの追加画面、編集画面、再利用画面において、サーバー側で再計算される前に保存ボタンをクリックする。
  • 「計算」フィールドまたは「文字列(1行)」フィールドが参照しているフィールドの値を変更している。

製品のアップデート情報

API以外のkintoneのアップデートに関する情報は、 kintoneアップデート情報 (External link) を参照してください。
4月定期メンテナンス分は後日公開されます。