プラグイン開発者向け:アップデートオプションを有効にして、フロントエンド基盤刷新後のプラグイン設定画⾯の表示・動作をご確認ください
「cybozu developer network」をご利用いただきましてありがとうございます。
2022年8⽉の定期メンテナンスで、「プラグイン設定画⾯内のデザイン・ レイアウト変更」を有効にするアップデートオプションの先行提供を開始しています。
プラグイン開発者の⽅は必要に応じて、アップデートオプションを有効にしてプラグイン設定画⾯の表示・動作を確認してください。
フロントエンド基盤の刷新に関するフィードバックは、「
kintoneの改善に協力する
」フォームにて募集しています。
いただいたフィードバック等を踏まえながら、継続的な改善を進めた上で正式版をリリースします。
背景
kintoneでは今後の開発速度を根本的に向上させるべく、リリース当初から利用していたフロントエンド基盤を刷新する取り組みを進めています。
2022年8月の定期メンテナンスでは、アプリ設定の各種画面について、フロントエンド基盤が刷新された画面を先行して利用できるアップデートオプションの提供を開始しました。
プラグイン開発者向けには、プラグイン設定画面内の動作を事前に確認することを目的とした、アップデートオプションを提供しています。
詳しくは、
2022年8月版 主なアップデート フロントエンド基盤の刷新
を参照してください。
ご確認いただきたいこと
フロントエンド基盤刷新後のプラグイン設定画面では、APIとして提供されていない要素に依存する実装をしている場合などにおいて、設定画面の表⽰が崩れる等の影響を受ける可能性があります。
プラグイン開発者の⽅は、必要に応じてアップデートオプションを有効にして、次のことを確認してください。
- プラグインの設定画面を問題なく表示できること
- 画面操作や、プラグインの設定の保存など、意図した操作ができること
有効にするアップデートオプション:
(プラグイン開発者向け)「プラグイン設定画面内のデザイン・レイアウト変更」を有効にする
アップデートオプションを有効にする手順は、 アップデートオプションで新機能の有効/無効を切り替える を参照してください。
正式版のリリースについて
フロントエンド基盤刷新に関するフィードバックは、「
kintoneの改善に協力する
」フォームにて募集しています。
いただいたフィードバック等を踏まえながら、継続的な改善を進めた上で正式版をリリースします。
なお、正式版のリリース後も、しばらくの間フロントエンド基盤刷新前の状態を利用できるオプションを提供する予定です。
今後のリリース予定については、順次アナウンスします。
cybozu developer networkで公開しているサンプルプラグインについて
cybozu developer networkで公開しているサンプルプラグイン
では、フロントエンド基盤の刷新の影響を確認したプラグインを順次改修中です。
改修版を公開したら、この告知記事のコメントおよび該当記事でお知らせします。
kintone.plugin.app.setConfig()
の挙動について(2022年12月23日追記)
アップデートオプションの「プラグイン設定画面内のデザイン・レイアウト変更」を有効にしている場合、
kintone.plugin.app.setConfig()
の第1引数の値によってはプラグイン設定を保存できないことがありました。
12月23日(金)のメンテナンスで、アップデートオプションを無効にしているときと同じく、プラグイン設定を保存できるように対応しました。
kintone.api()
でAPIの呼び出しが失敗したときの挙動について(2023年2月24日追記)
プラグインの設定画面で
kintone.api()
の実行が失敗したとき、失敗したときに実行されるコールバック関数で、引数に渡されるエラー内容の形式が異なっていました。
2月22日(水)のメンテナンスで、従来と同じくJSON形式になるように対応しました。
こちらの対応を含め、引き続き、動作確認のほどよろしくお願いします。