kintoneアプリからcybozu.comのユーザーを登録してみよう！

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更新日：2023年02月01日

今回は、JavaScriptを使ってkintoneアプリからcybozu.comのユーザーを登録する方法について紹介したいと思います。
ユーザーマスターをkintoneアプリで作成し、定期的に登録や更新することで、ExcelやCSVで使わずにメンテナンスできます！
「あとチョット」な部分をユーザ管理アプリという形で実現させてみましょう。

処理の流れ

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フォームの情報からCSVファイルを作成する。
CSVファイルをユーザインポートAPIを使って登録する。

フォームイメージ

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まずはアプリフォームのイメージです。以下の項目を用意しておきます。

今回はこのユーザ情報をcybozu.comに登録してみましょう。

CSVデータの作成

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上記のフォームデータを元にCSVを生成します。
フォームにない項目については空アイテムとして指定します。
CSVのフォーマット形式については CSVフォーマットを参照してください。

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// kintoneのレコード取得
const record = kintone.app.record.get().record;
// CSVの作成
let strCSV = record['ログイン名'].value;
strCSV += ',' + record['表示名'].value;
strCSV += ',sample'; // 新ログイン名
strCSV += ',password'; // パスワード
strCSV += ',' + record['姓'].value;
strCSV += ',' + record['名'].value;
strCSV += ',' + record['よみがな姓'].value;
strCSV += ',' + record['よみがな名'].value;
strCSV += ','; // 別言語での表示
strCSV += ','; // 別言語の名前を表示する言語
strCSV += ',' + record.E_mail.value;
strCSV += ',0'; // 使用状態
strCSV += ','; // 言語
strCSV += ','; // タイムゾーン
strCSV += ',' + record['電話番号'].value;
strCSV += ',' + record['内線'].value;
strCSV += ','; // 携帯
strCSV += ','; // URL
strCSV += ',' + record['従業員ID'].value;
strCSV += ','; // 入社日
strCSV += ','; // 誕生日
strCSV += ','; // メモ
strCSV += ','; // 表示優先度
strCSV += ','; // Skype名
strCSV += ','; // 削除
strCSV += ',\n';

ユーザ情報の登録

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CSVファイルを作成したら次にファイルをアップロードします。
ファイルのアップロード手順はこちら。

ファイルのアップロード、ダウンロードを実行する際には、セッション認証が必要になります。

ではユーザインポート処理のコードを見てみましょう。

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// FormDataにCSVを格納
const formData = new FormData();
const oBlob = new Blob([strCSV], {type: 'text/csv'});
const tokenKey = kintone.getRequestToken();
formData.append('__REQUEST_TOKEN__', tokenKey);
formData.append('file', oBlob, 'user.csv');

// CSVファイルをアップロードする
const xmlHttp = new XMLHttpRequest();
xmlHttp.open('POST', '/v1/file.json');

xmlHttp.onreadystatechange = function() {
  if (xmlHttp.readyState === 4) {
    // ファイルのアップロードが完了したらレスポンスデータからfileKeyを取得する
    const key = JSON.parse(this.responseText).fileKey;
    // fileKeyを設定してユーザを登録する
    kintone.api(kintone.api.url('/v1/csv/user'), 'POST', {fileKey: key}, (resp) => {});
  }
};
xmlHttp.responseType = 'multipart/form-data';
xmlHttp.setRequestHeader('X-Requested-With', 'XMLHttpRequest');
xmlHttp.send(formData);

前項で作成したCSVファイルをアップロードして、そのレスポンスからfileKeyを取得します。
次にfileKeyをユーザーインポートAPIを使用して登録しています。
このときユーザインポートAPIでは"POST"します。通常のファイルアップデートではレコードに対して"PUT"しますが、ここでは"POST"です。
意外と間違えちゃう箇所なので注意してください。

このTipsは、2014年4月版cybozu.comで動作を確認しています。

共通管理API

ユーザー