はじめに
帳票などを作成する際の便利な使い方について紹介します。
フィールドの入力可、不可をチェックボックスやラジオボタンで制御したいという時はこんな使い方が便利です。
kintoneではボタン選択時のイベントが取得できます。
このイベントに合わせてフィールドを制御してみましょう。
デモ環境
デモ環境で実際に動作を確認できます。
https://dev-demo.cybozu.com/k/169/
ログイン情報は cybozu developer networkデモ環境 で確認してください。
入力欄を不可にした画面
フィールド値変更時イベントでの操作は、次のイベントタイプを指定します。
- レコード追加画面:
app.record.create.change.フィールドコード
- レコード編集画面:
app.record.edit.change.フィールドコード
以下は、イベントタイプの<フィールドコード>に指定可能なフィールドです。
フィールドコードに存在するフィールドコード、かつ次の種類のフィールドを指定した場合のみハンドラーが実行されます。
- ラジオボタン
- ドロップダウン
- チェックボックス
- 複数選択
- ユーザー選択
- 日付
- 時刻
- 日時
注意事項
- 存在しないフィールドコード、または上記の種類以外のフィールドを指定した場合は何も発生しません。
- 次のようなケースの場合には反映されません。
- 編集権限のないフィールドのvalueを書き換えた場合
- 編集権限のないフィールドのdisabledをtrueに設定した場合
詳しくは フィールドの編集可/不可を設定する を参照してください。
アプリの準備
以下のフィールドを配置したアプリを作成します。
フィールドの種類 | フィールド名 | フィールドコード |
---|---|---|
チェックボックス | チェックボックス | チェックボックス |
文字列(1行) | 文字列(1行) | 文字列__1行_ |
ラジオボタン | ラジオボタン | ラジオボタン |
文字列(複数行) | 文字列(複数行) | 文字列__複数行_ |
チェックボックスフィールドのフィールドの設定で、 「有効にする場合はチェックしてください」のチェックボックスを選択し、最初から選択された状態で表示されるように設定します。
ソースコード
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このTipsは、2022年8月版kintoneで動作を確認しています。