kintone カスタマイズにおける PC とモバイルの違い
モバイルでの利用方法
モバイルから kintone を利用するには、モバイルの Web ブラウザーでアクセスする方法と、モバイルアプリを利用する方法があります。
詳細は、次のページを参照してください。
kintone ヘルプ | モバイルでkintoneを使う
パソコンのブラウザーからも、次の方法で kintone のモバイル画面を表示できます。
モバイル用のカスタマイズの動作を確認する際に役立ちます。
- ブラウザーで kintone へアクセスし、URL の
/k
の後ろに/m
を挿入する。- 例:
https://sample.cybozu.com/k/m/
- 例:
- Google Chrome ブラウザー拡張機能の
Kintone Device Preview
を利用する。
- 詳しい利用方法は kintoneのモバイル画面を1クリックで確認できるようにしよう を参照してください。
カスタマイズにおける PC とモバイルの違い
PC とモバイルでは、利用できる JavaScript API が異なります。
たとえば、レコード ID を取得する API は、PC では kintone.app.record.getId()
、モバイルでは kintone.mobile.app.record.getId()
です。モバイルでは mobile.
が含まれます。
モバイルで動くカスタマイズを作るためには、モバイル用の API を利用してください。
PC とモバイルのそれぞれで利用できる API は、
kintone JavaScript API 一覧 または各 API のページを参照してください。
また、カスタマイズのファイルをアップロードする箇所も異なります。
PC 用のファイルは「PC 用の JavaScript / CSS ファイル」に、モバイル用のファイルは「スマートフォン用の JavaScript / CSS ファイル」にそれぞれアップロードします。
必要に応じて、それぞれのファイルを用意してください。
具体的な設定方法は、次のページを参考にしてください。
まとめ
今回は kintone カスタマイズにおける PC とモバイルの違いについて学びました。
これまでに学んだ kintone JavaScript API だけでも、さまざまなカスタマイズが可能です。
しかし、別のアプリの情報を取得したり、操作したりするには、kintone REST API を利用する必要があります。
次回は、 kintone REST API を学習しましょう。