kintoneコマンドラインツール(cli-kintone v0)

目次

caution
警告

この記事で紹介しているcli-kintone v0は、2023年10月31日をもって、セキュリティアップデートを含めたすべての開発を終了します。
cli-kintone v0を利用している場合には、2022年10月24日にリリースされたv1.0.0以降のcli-kintoneへの移行を推奨します。
詳細は、 cli-kintone v0メンテナンス終了のお知らせを参照してください。

cli-kintoneとは

kintoneコマンドラインツール(cli-kintone)は、コマンドでkintoneへデータをインポートしたり、エクスポートしたりできるツールです。
cli-kintoneを使うと、 kintoneの画面からレコードを一括登録・更新する機能 (External link) ではできない、次の操作ができます。

  • 一括でレコードの添付ファイルをダウンロードする。
  • 一括で添付ファイルをレコードに添付する。

cli-kintoneはCLIツールとして提供されているため、プログラムからkintoneのデータのインポートやエクスポートができます。

この記事では、cli-kintoneの基本的な使い方を説明しています。
詳しい使い方や活用方法を知りたい場合は、 はじめようkintoneコマンドラインツールを参照してください。

GitHub

https://github.com/kintone-labs/cli-kintone (External link)

ライセンス

GNU General Public License v2.0 (External link)

ドキュメント

https://github.com/kintone-labs/cli-kintone/blob/master/README.md (External link)

注意事項

  • cli-kintoneを使ってレコードをインポート/エクスポートするには、スタンダードプランが必要です。
  • 大量のレコードデータを操作すると、kintoneに負荷がかかり、パフォーマンスに影響することがあります。

導入方法

cli-kintoneのWindows/macOS/Linux向けの実行ファイルは、 GitHub (External link) からダウンロードできます。
ファイルをダウンロードしたら解凍して、実行ファイルを任意の場所においてください。

Quickstart

ここでは、Windowsでの使い方を例に説明します。

データをエクスポートする

STEP1:下準備
  1. 次のフィールドを配置した、kintoneのアプリを作成します。

    フィールド名 フィールドの種類 フィールドコード 備考
    社員番号 文字列(1行) EmployeeId
    氏名 文字列(1行) Name
    入社日 日付 JoinDate
    所属 ドロップダウン Division 項目には、次の値を設定します。
    • 開発部
    • 総務部
    • 営業部
    • 企画部
    • 人事部
    写真 添付ファイル Photo
  2. テストデータとして、2件のレコードを追加します。

  3. 作成したアプリのURLで、アプリIDを確認します。
    URLのhttps://sample.cybozu.com/k/123の末尾の数字部分が、アプリIDです。 上記の場合、アプリIDは、123です。

  4. 「レコード閲覧」の権限を付けたAPIトークンを生成します。
    手順の詳細は、 APIトークンを生成する (External link) を参照してください。

STEP2:ログイン名/パスワードでレコードの情報を表示する

レコードの情報を表示するには、--exportを指定します。

--exportに続けて、必ずドメイン名とアプリIDも指定します。

  • -d:ドメイン名
  • -a:アプリID

ログイン名は、-uオプションで指定します。

実行例

1
cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -u yamada -a 123

パスワードの入力を求められます。
指定したユーザーのパスワードを入力すると、CSV形式で、アプリのレコード情報が表示されます。 項目の見出し名は、フィールドコードの値です。

実行例

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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -u yamada -a 123
Password: 

"$id","$revision","レコード番号","更新者","作成者","EmployeeId","Name","更新日時","JoinDate","Division","Photo","作成日時"
"2","1","2","Administrator","Administrator","0002","鈴木 花子","2022-07-12T01:49:00Z","2021-01-01","総務部","suzuki-hanako.png","2022-07-12T01:49:00Z"
"1","1","1","Administrator","Administrator","0001","山田 太郎","2022-07-12T01:49:00Z","2020-01-01","総務部","yamada-taro.png","2022-07-12T01:49:00Z"
STEP3:APIトークンでレコードの情報を表示する

APIトークンを使って、レコードの情報を表示できます。
APIトークンは、-tオプションに指定します。

実行例

1
cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3
STEP4:Shift-JISでレコードの内容を表示する

cli-kintoneの標準の文字コードは、UTF-8です。 Shift-JISでレコードの内容を表示するには、-eオプションにsjisを指定します。

実行例

1
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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -e sjis
STEP5:ファイルにエクスポートする

シェルのリダイレクト機能を使うと、出力結果をファイルに出力できます。

実行例

1
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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -e sjis > export.csv
STEP6:絞り込み条件とデータの並び順を指定する

絞り込み条件や、データの並び順を指定する場合には、-qオプションでクエリを指定します。
クエリ記法は、 クエリの書き方を参照してください。

実行例

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# 入社日(JoinDate)が2014年1月1日以降のデータを入社日(JoinDate)の昇順で表示する
cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -q "JoinDate >= \"2014-01-01\" order by JoinDate asc"

"$id","$revision","レコード番号","更新者","作成者","EmployeeId","Name","更新日時","JoinDate","Division","Photo","作成日時"
"2","1","2","Administrator","Administrator","0002","山田 太郎","2022-07-12T01:49:00Z","2020-01-01","総務部","yamada-taro.png","2022-07-12T01:49:00Z"
"1","1","1","Administrator","Administrator","0001","鈴木 花子","2022-07-12T01:49:00Z","2021-01-01","総務部","suzuki-hanako.png","2022-07-12T01:49:00Z"
STEP7:添付ファイルをダウンロードする

レコードに添付されたファイルをダウンロードする場合には、-bオプションに、ダウンロード先のフォルダー名を指定します。
フォルダー名は、実行している場所からの相対パスです。

実行例

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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -b attachments

"$id","$revision","レコード番号","更新者","作成者","EmployeeId","Name","更新日時","JoinDate","Division","Photo","作成日時"
"レコード番号", "Name","Photo"
"3","1","Administrator","Administrator","0003","高橋 一郎","2022-07-12T01:49:00Z","2017-04-01","営業部","takahashi-ichiro.png","2022-07-12T01:49:00Z"
"2","1","2","Administrator","Administrator","0002","山田 太郎","2022-07-12T01:49:00Z","2020-01-01","総務部","yamada-taro.png","2022-07-12T01:49:00Z"
"1","1","1","Administrator","Administrator","0001","鈴木 花子","2022-07-12T01:49:00Z","2021-01-01","総務部","suzuki-hanako.png","2022-07-12T01:49:00Z"

添付ファイルは、指定したフォルダー下の、レコードごとに作られるフォルダーへダウンロードされます。
レコードごとに作られるフォルダーの命名規則は、次の2とおりです。

  • -cオプションを指定していない、または-cオプション で $idを指定した場合
    フォルダー名は、「フィールドコード-$idの値」です。

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    5
    6
    7
    
    attachments
    ├── Photo-1
       ├── yamada-taro.png
    ├── Photo-2
       └── suzuki-hanako.png
    └── Photo-3
        └── takahashi-ichiro.png
  • -cオプションで $idを指定していない場合
    フォルダー名は、「フィールドコード-0から始まる数字」です。

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    4
    5
    6
    7
    
    attachments
    ├── Photo-0
       ├── yamada-taro.png
    ├── Photo-1
       └── suzuki-hanako.png
    └── Photo-2
        └── takahashi-ichiro.png
STEP8:テーブルのデータを表示する
下準備
  1. STEP1で作成したアプリに、テーブルのフィールドを追加します。

    フィールド名 フィールドの種類 フィールドコード 備考
    配属情報 テーブル AssignInformation テーブルには、「配属日」「配属部署」を配置します。
    配属日 日付 AssignDate 「レコード登録時の日付を初期値にする」のチェックボックスを外します。
    配属部署 ドロップダウン AssignDivision 項目には、次の値を設定します。
    • 開発部
    • 総務部
    • 営業部
    • 企画部
    • 人事部
  2. 作成したテストデータを1件追加します。
    「異動情報」テーブルには、2行追加してください。

テーブルのデータを表示する

標準機能のファイル書き出しと同じように (External link) 、テーブルのデータは、1レコードの内容が複数行に分けて表示されます。
ファイルの先頭列の「*」から次の「*」の前までの行が、1つのレコードのデータです。

実行例

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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3

*,"$id","$revision","レコード番号","更新者","作成者","EmployeeId","Name","更新日時","JoinDate","Division","Photo","AssignInformation","AssignDate","AssignDivision","作成日時"
*,"3","1","Administrator","Administrator","0003","高橋 一郎","2022-07-12T01:49:00Z","2017-04-01","営業部","takahashi-ichiro.png","26647","2017-04-01","営業部","2022-07-12T01:49:00Z"
,"3","1","Administrator","Administrator","0003","高橋 一郎","2022-07-12T01:49:00Z","2017-04-01","営業部","takahashi-ichiro.png","26648","2022-04-01","企画部","2022-07-12T01:49:00Z"
*,"2","1","Administrator","Administrator","0001","鈴木 花子","2022-07-12T01:49:00Z","2021-01-01","総務部","suzuki-hanako.png",,,,"2022-07-12T01:49:00Z"
*,"1","1","Administrator","Administrator","0001","山田 太郎","2022-07-12T01:49:00Z","2020-01-01","総務部","yamada-taro.png",,,,"2022-07-12T01:49:00Z"
STEP9:フィールドを指定する

エクスポートするフィールドを指定するには、-cオプションで指定します。
複数のフィールドを指定する場合は、半角カンマ(,)でフィールド名を区切ります。
テーブルのデータを表示する場合は、テーブルのフィールドコードを指定します。テーブル内のフィールドは指定できません。

フィールドの並び順を指定したい場合は、出力したいフィールドの並び順どおりになるよう、-cオプションでフィールドコードを並べます。

実行例

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cli-kintone.exe --export -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -c "Name,AssignInformation"

*,"Name","AssignInformation","AssignDate","AssignDivision"
*,"高橋 一郎","26647","2017-04-01","営業部"
,"高橋 一郎","26648","2022-04-01","企画部"
*,"鈴木 花子",,,
*,"山田 太郎",,,

データをインポートする

STEP1:下準備
  1. 次のフィールドを配置した、kintoneのアプリを作成します。

    フィールド名 フィールドの種類 フィールドコード 備考
    社員番号 文字列(1行) EmployeeId 「値の重複を禁止する」のチェックボックスを選択する
    氏名 文字列(1行) Name
    入社日 日付 JoinDate
    所属 ドロップダウン Division 項目には、次の値を設定します。
    • 開発部
    • 総務部
    • 営業部
    • 企画部
    • 人事部
    写真 添付ファイル Photo
  2. 作成したアプリのURLで、アプリIDを確認します。
    URLのhttps://sample.cybozu.com/k/123の末尾の数字部分が、アプリIDです。 上記の場合、アプリIDは、123です。

  3. 「レコード追加」「レコード編集」「レコード削除」の権限を付けたAPIトークンを生成します。 手順の詳細は、 APIトークンを生成する (External link) を参照してください。

STEP2:レコードを追加する

レコードをインポートするには、--importを指定します。

--importに続けて、必ずドメイン名とアプリIDも指定します。

  • -d:ドメイン名
  • -a:アプリID

レコードを追加するには、-fオプションで、レコードに追加する内容を記載したCSVファイルを指定します。

CSVファイルの1行目は、項目名です。
項目名には、対応するフィールドのフィールドコードを指定します。

CSVファイルの例

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"EmployeeId","Name","JoinDate","Division"
"0005","加藤 義男","2020-04-01","企画部"
"0004","山本 慎吾","2020-04-01","人事部"

実行例

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cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 -f sample.csv

[2022-04-28 15:25:55]: Start from lines: 1 - 3 => SUCCESS
[2022-04-28 15:25:55]: DONE
STEP3:レコードを更新する

既存のレコードを更新するには、次の2つの方法があります。

方法1:レコードIDを使う

方法1では、レコードIDが一致しているレコードを更新します。

CSVファイルに、「$id」項目を用意します。
「$id」には更新するレコードIDを指定します。
「$id」項目の値が空文字の場合は、新規にレコードが追加されます。

レコードIDが1のレコードを更新し、「坂本 舞子」のデータを追加するCSVファイルの例

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"$id","Name","JoinDate","Division"
"1","山田 次郎","2020-01-01","総務部"
"","坂本 舞子","2022-04-01","企画部"

実行例

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cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -f sample.csv

[2022-04-28 15:25:55]: Start from lines: 1 - 3 => SUCCESS
[2022-04-28 15:25:55]: DONE
方法2:フィールドコードを使う

方法2では、指定したフィールドコードの値が一致するレコードを更新します。

データを特定するためのキーとなるフィールドコードの項目名の先頭に、*をつけます。
キーとなるフィールドには、「値の重複を禁止する」を設定してください。
また、レコード番号フィールドは指定できません。

社員番号が「0005」のレコードを変更するCSVファイルの例

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2
"*EmployeeId","Name"
"0005","加藤 武雄"

実行例

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cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -f sample.csv

[2022-04-28 15:35:11]: Start from lines: 1 - 2 => SUCCESS
[2022-04-28 15:35:11]: DONE
STEP4:既存のレコードをすべて削除して追加する

既存のデータをすべて削除してレコードを追加するには、-Dオプションを指定します。

実行例

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cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -f sample.csv -D

[2022-04-28 15:44:33]: Start from lines: 1 - 2 => SUCCESS
[2022-04-28 15:44:33]: DONE
STEP5:添付ファイルをアップロードする

レコードにファイルを添付するには、-bオプションで、アップロードするファイルを配置したフォルダー名を指定します。
フォルダー名は、実行している場所からの相対パスです。

CSVの添付ファイルフィールドの値に指定するファイルは、実行している場所からの相対パスです。

*CSVの例

1
2
"EmployeeId","Name","JoinDate","Division","Photo"
"0006","佐藤 祐二","2020-04-01","開発部","sato-yuji.png"

フォルダー構成の例

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2
attachments
└── sato-yuji.png

実行例

1
2
cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -f sample.csv -b attachments
ファイルを複数指定する場合

ファイルを複数指定する場合には、改行(CR)で区切ります。Microsoft Excelでは、ALT + Enterキーで入力できます。

*CSVの例

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"EmployeeId","Name","JoinDate","Division","Photo"
"0007","石川 めぐみ","2022-04-28","開発部","ishikawa-megumi.png
ishikawa-megumi-pet.png"
添付ファイルを削除する場合

添付ファイルフィールドに添付されているファイルをすべて削除する場合は、値を空白にします。
一部の添付ファイルを削除したい場合には、残したいファイル名だけにします。

社員番号が「0006」のレコードの添付ファイルを削除し、社員番号が「0007」の添付ファイルを「ishikawa-megumi.png」のみにするCSVの例

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2
3
"*EmployeeId","Name","Photo"
"0006","佐藤 祐二",""
"0007","石川 めぐみ","ishikawa-megumi.png"
STEP6:テーブルのデータを更新する
下準備
  1. STEP1で作成したアプリに、テーブルのフィールドを追加します。

    フィールド名 フィールドの種類 フィールドコード 備考
    配属情報 テーブル AssignInformation テーブルには、「配属日」「配属部署」を配置します。
    配属日 日付 AssignDate 「レコード登録時の日付を初期値にする」のチェックボックスを外します。
    配属部署 ドロップダウン AssignDivision 項目には、次の値を設定します。
    • 開発部
    • 総務部
    • 営業部
    • 企画部
    • 人事部
  2. 作成したテストデータを1件追加します。

テーブルのデータを更新する

標準機能のファイル読み込みと同じように (External link) 、テーブルのデータは、1レコードの内容を複数行に分けて作成します。
ファイルの先頭列の「*」から次の「*」の前までの行が、1つのレコードのデータを表します。

ファイルの先頭列は、「*」という項目名にします。
各レコードのデータの開始行の先頭列には「*」を記載し、それ以外は空にします。

CSVファイルの例

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*,"EmployeeId","Name","JoinDate","Division","TransferDate","TransferDivision"
*,"0008","高橋 智子","2020-04-01","企画部","2020-04-01","企画部"
,"0008","高橋 智子","2020-04-01","企画部","2021-04-01","人事部"
*,"0009","木村 佳子","2022-04-28","企画部","2022-04-01","企画部"

実行例

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5
cli-kintone.exe --import -d example.cybozu.com -a 123 -t c4vIhZ2pez5BhthY3j796pCsv117qyGTx7lHYKM3 ^
  -f sample.csv

[2022-04-28 16:26:49]: Start from lines: 1 - 3 => SUCCESS
[2022-04-28 16:26:50]: DONE

補足

オプション一覧

オプションを指定せずに実行すると、オプションの一覧が表示されます。

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cli-kintone.exe

Usage:
  cli-kintone [OPTIONS]

Application Options:
      --import   Import data from stdin. If "-f" is also specified, data is
                 imported from the file instead
      --export   Export kintone data to stdout
  -d=            Domain name (specify the FQDN)
  -a=            App ID (default: 0)
  -u=            User's log in name
  -p=            User's password
  -t=            API token
  -g=            Guest Space ID (default: 0)
  -o=            Output format. Specify either 'json' or 'csv' (default: csv)
  -e=            Character encoding (default: utf-8).
                 Only support the encoding below both field code and data
                 itself:
                 'utf-8', 'utf-16', 'utf-16be-with-signature',
                 'utf-16le-with-signature', 'sjis' or 'euc-jp', 'gbk' or 'big5'
                 (default: utf-8)
  -U=            Basic authentication user name
  -P=            Basic authentication password
  -q=            Query string
  -c=            Fields to export (comma separated). Specify the field code name
  -f=            Input file path
  -b=            Attachment file directory
  -D             Delete records before insert. You can specify the deleting
                 record condition by option "-q"
  -l=            Position index of data in the input file (default: 1)
  -v, --version  Version of cli-kintone

Help Options:
  -h, --help     Show this help message

メインのオプション

レコードをインポート、またはエクスポートする
オプション 説明
--export kintoneからデータを取得し、標準出力にエクスポートします。
ファイルに出力する場合は、OSのシェルの機能であるリダイレクトを利用します。
詳しくは、 ファイルにエクスポートするを参照してください。
--import 標準入力から、kintoneにデータをインポートします。
ファイルからインポートする場合には、-fオプションを同時に指定してください。
詳しくは、 ファイルからデータをインポートするを参照してください。
--exportまたは--import以降に指定するオプション
オプション 必須 説明
-d 必須 ドメイン名
exmaple.cybozu.comのようにドメインを指定します。
サブドメイン名だけを指定すると、「.cybozu.com」が自動で付与されます。
-a 必須 アプリID
-u 条件必須 ログイン名
パスワードで認証する場合は必須です。
-p 条件必須 パスワード
パスワードで認証する場合は必須です。
-t 条件必須 APIトークン
APIトークンで認証する場合は必須です。
-U 省略可 Basic認証のログイン名
-P 省略可 Basic認証のパスワード
-g 省略可 ゲストスペースのID
-o 省略可 出力形式
次の値を指定します。
  • csv:CSV形式で出力する場合
  • json:JSON形式で出力する場合
省略した場合、CSV形式で出力されます。
-e 省略可 ファイルのエンコード方式
次の値を指定します。
  • utf-8:UTF-8
  • utf-16:UTF-16
  • utf-16BE:utf-16be-with-signature
  • utf-16:UTF-16
  • utf-16LE:utf-16le-with-signatu
  • sjis:Shift-JIS
  • euc-jp:EUC-JP
  • gbk:GBK(簡体字)
  • big5:Big5(繁体字)
省略した場合、UTF-8で出力されます。
-q 省略可 レコードの絞り込み条件
条件式の書き方は、 クエリの書き方を参照してください。
このオプションを指定している場合に、クエリにlimitoffsetを含まないときは、カーソルAPIを使ってレコードが取得されます。
-c 省略可 エクスポートするフィールドコード
複数のフィールドウィ指定する場合は、カンマ区切りで指定します。
詳細は、 フィールドを指定するを参照してください。
-f 省略可 インポートするファイル名
-b 省略可 添付ファイルのフォルダー名
エクスポートする場合は、添付ファイルを保存するフォルダー名を、インポートする場合は、アップロードするファイルを配置したフォルダー名を相対パスで指定します。
-l 省略可 インポートの開始行
指定した行からインポートされます。
省略すると、データの1行目からインポートします。
-D 省略可 既存レコードをすべて削除してからインポートをするか

制限事項

  • IPアドレス制限を設定している場合、ツールを実行する環境のIPアドレスのアクセスを許可してください。
    クライアント証明書を利用しての実行はできません
  • アップロードできる添付ファイルのサイズ上限は、1ファイルあたり10MBまでです。
  • 次のフィールドはエクスポートできません。
    • ステータス
    • 作業者
    • カテゴリー
    • 関連レコード
  • 次のフィールドにインポートしても値は登録・更新されません。
    • ルックアップ元からコピーされるフィールド
    • 計算
    • 自動計算が設定されている文字列(1行)フィールド
    • ステータス
    • 作業者
    • カテゴリー
    • 作成者
    • 作成日時
    • 更新者
    • 更新日時
    • 関連レコード

関連Tips

更新履歴

詳細は、 GitHubのReleases (External link) を参照してください。

  • 2018年01月10日Version 0.9.0
    • ユーザーエージェント名を修正
    • 標準入力をインポートデータに指定できる機能を追加
    • CSVの読み込み開始行を指定できる機能を追加
    • 100行以上のインポート処理でエラーメッセージが表示されない問題に対応し、インポート処理で100行毎に結果を出力するよう修正
    • Basic認証のロジックを修正
  • 2018年04月12日Version 0.9.1
    • ゲストスペース内のアプリに対して次のコマンドを使用するとインポートに失敗するバグを修正
      cli-kintone.exe -d {ドメイン名} -a xx -g xx -t {APIトークン} -f {ファイルパス}
  • 2018年05月15日Version 0.9.2
    • 3rd party libraryのバージョンを最新版ではなく、バージョン指定してリリースするように変更
  • 2019年02月27日Version 0.9.3
    • Shift-JISでエクスポートした場合、エクスポートされたファイルのフィールドに。
    • UTF-8からShift-JISに変換できない文字が含まれていると、フィールドの値が移動するバグを修正
  • 2019年04月02日Version 0.9.4
    • 特殊な文字コードをもつ文字列に関する不具合を修正
  • 2019年11月26日Version 0.10.0
    • Goのバージョンを1.9.3から1.13.3に更新
    • -vまたは--versionを使用してツールのバージョンを取得できるように更新
  • 2019年11月28日Version 0.10.1
    • エクスポートするレコードがない場合のメッセージを変更
  • 2020年02月12日Version 0.10.2
    • データの取得方法を以下のように変更
      • -qオプションを指定した際、クエリに「limit」または「offset」が含まれない場合にカーソルAPIを実行するように変更
      • クエリに「limit」または「offset」が含まれている場合にレコード一括取得APIを実行するように変更
    • ユーザーエージェント名を下記フォーマットに変更
      cli-kintone/バージョン(OS情報)
    • Mac OS X/LinuxとWindowsでのビルドやデータ操作方法の説明をREADMEにて更新
  • 2020年03月31日Version 0.11.0
    • 以下のエンコーディング方式に対応
      • GBK(簡体字)
      • Big5(繁体字)を追加
    • UTF-8(BOM付き)ファイルのインポートに対応
    • Goのバージョンを1.13.3から1.13.7に更新
  • 2020年12月07日Version 0.11.3
    • Goのバージョンを1.13.7から1.15.5に更新
    • レコードの添付ファイルを削除できる機能を追加
  • 2022年09月07日Version 0.14.0
    • 内部的に利用しているgo-kintoneをv0.4。ゼロからv0.4.3に更新
      それに伴い、エクスポートできるフィールドに一部変更があります。
      • グループフィールドに設置した次のフィールドをエクスポートできるようになりました。
        • レコード番号、作成者、作成日時、更新者、更新日時
      • 関連レコードフィールドがエクスポートされなくなりました。
information

この記事で紹介しているサンプルコードは、2022年8月版kintoneおよびcli-kintone Version 0.14.0で動作を確認しています。