アプリ一覧プラグイン

目次

概要

kintoneアプリをフォルダーに整理して、レコード一覧画面に表示できるプラグインです。
標準機能にはない、次の機能を提供します。

  • 閲覧可能なアプリを一度に閲覧する。
  • アプリをフォルダーで管理し、ツリー構造上に確認する。
  • ユーザーごとに、フォルダー管理する。

注意事項

  • サンプルプラグインに関するお問い合わせは、APIサポート窓口へのお問い合わせの対象外です。
  • kintoneプラグインは、スタンダードコース以上で利用できます。

制限事項

  • モバイル用のブラウザーおよびkintoneモバイルには対応していません。
  • 表示するアプリ数が100件以上になる場合、処理が遅くなり、予期しない動作をすることがあります。

プラグインの機能

アプリをフォルダーで管理する

kintoneアプリをフォルダーに整理でき、ツリー構造で確認できます。

新規フォルダーを作成する

【新規フォルダー作成】をクリックすると、ルートフォルダーの下に「新規フォルダー」が作成されます。
ドラッグ&ドロップで、フォルダーの表示位置を移動できます。

アプリの表示順を変更する

アプリ名をドラッグ&ドロップすると、アプリの表示順を変更できます。
フォルダー内への移動も可能です。

アプリ名またはフォルダー名を変更する/一覧から非表示にする

フォルダーやアプリを右クリックすると、名称を変更したり一覧から削除したりできます。
一覧からアプリを削除にしても、アプリ自体は削除されません。

一覧に表示するアプリを追加する

一覧に表示されるアプリは、一覧を作成した時点で存在するアプリのみです。
一覧作成後に追加したアプリを表示するには、アプリ一覧プラグインを設定したアプリにレコードを追加するか、一覧を初期化します。 一覧を初期化する

  • フォルダー名:未入力にします。
  • アプリ名:追加するアプリのアプリ名を入力します。
  • アプリ順:一覧での表示順を入力します。
  • 親フォルダーID:「j1_1」を入力します。
  • アプリID:追加するアプリのアプリIDを入力します。

一覧を初期化する

【初期状態に戻す】をクリックすると、一覧を初期化できます。
作成したフォルダーが削除され、並び順の設定も初期化されます。

すべてのユーザーの一覧設定が削除されます。
アプリに登録されている設定レコードが、すべて削除されるためです。

プラグインのパッケージング

プラグイン化の手順の詳細は kintoneプラグイン開発手順 を参照してください。

STEP1:ソースコードのダウンロード

GitHub (External link) にアクセスしてフォルダーごとダウンロードしてください。
「examples/appIndex」が、このプラグインのソースコード一式です。

ファイルの構成

「examples/appIndex」配下のファイル構成は次のとおりです。

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examples/appIndex/
├── README.md
├── css
│   ├── 51-modern-default.css
│   ├── config.css
│   └── customize.css
├── html
│   └── config.html
├── image
│   └── icon.png
├── js
│   ├── config.js
│   └── customize.js
└── manifest.json

STEP2:パッケージング

plugin-packer の手順を参考にパッケージングします。

パッケージングしたサンプル

このプラグインはプラグイン開発のためのサンプルで、サポート対象外です。
ご理解の上、ダウンロードしてください。

SAMPLE_kintoneAppListPlugin_v1.3.2.zip

プラグインの設定

STEP1:プラグインの読み込み

kintoneシステム管理画面で、パッケージングしたファイル(zipファイル)を読み込みます。
ファイルからプラグインを読み込む (External link)

STEP2:アプリの追加

  1. アプリを追加します。
  2. 必要に応じて、アプリにフィールドを追加します。

STEP3:プラグインの追加と設定

  1. アプリの設定画面を開き、プラグインを追加します。
    アプリにプラグインを追加する (External link)

  2. プラグインの設定画面を開き、項目を設定します。

    項目名 必須 説明
    フォルダーアイコン 必須 フォルダーを示すアイコン
    アプリアイコン 必須 アプリを示すアイコン
  3. 【保存】をクリックします。

  4. 「アプリの設定」画面で、【設定完了】をクリックします。
    アプリに、プラグインに必要なフィールドが自動で追加されます。

STEP4:動作確認

プラグインを追加したアプリを表示します。 閲覧権限のあるアプリが一覧表示されていることを確認します。

アプリ一覧は、プラグインを適用したアプリのレコードを元に表示されます。

プラグイン拡張のアイディア

このプラグインをベースにソースコードを改修すると、次のような機能も実現可能です。

  • ツリー構造を3階層以上にする。
  • 一覧から新規アプリを追加する。
  • アプリ以外のURLリンクを追加し、ポータルのように使用する。
  • 個人ではなく、管理者が決めたグルーピング設定でアプリ一覧を表示する。
  • 個人ごとではなく、管理者が独自に定めるアプリ一覧を固定で表示する。
  • 一覧から複数のアプリを一度に削除する。
  • ルートフォルダーをなくし、第1階層に複数のフォルダーを表示する。
  • 常にフォルダーを展開、または閉じた状態にする。

更新履歴

  • 2016年8月31日 v1を公開
  • 2016年8月31日 v1.1を公開
    • 英語と簡体字に対応しました。
  • 2016年9月02日v1.2を公開
    • 不具合修正を実施しました。
  • 2017年8月25日v1.3を公開
    • 「51-us-default.css」を「51-modern-default.css」に変更修正、
    • その他軽微な修正を実施しました。
  • 2022年10月5日v1.3.1を公開
  • 2023年11月9日v1.3.2を公開
    • プラグインのhomepage_urlを修正しました。

利用しているOSSのライセンス情報

このプラグインで利用しているOSSのライセンスは次のとおりです。