概要
Zendesk Inc. の提供するサービス Zendesk で管理している問い合わせ(チケット)をkintoneのレコードで確認できるプラグインです。
注意事項
- サンプルプラグインに関するお問い合わせは、APIサポート窓口へのお問い合わせの対象外です。
- kintoneプラグインは、スタンダードコース以上で利用できます。
- このプラグインでは、APIドキュメントで公開していないAPIを利用しています。
非公開APIを利用したプラグインの開発および販売はしないでください。
制限事項
- モバイル用のブラウザーおよびkintoneモバイルでは、チケットのコメントを確認できません。
- Zendesk上でリクエスタや担当者の名前を変更した場合、新しい名称で関連するチケットを検索できないことがあります。
終了していないチケットの場合は、チケットの内容を更新してください。 - 検索条件にカスタムフィールドを選択した場合、すべてのカスタムフィールドの値が検索対象です。
- コメントを表示する際、コメント内の添付ファイルを表示できないなど、Zendesk上での表示と一部違いがあります。
- コメントの番号(「#2」)など、チケット内の相対リンクはZendeskの相対リンクとして表示されません。
プラグインの機能
kintoneのレコード上で、検索キーワードに一致するZendeskチケットを表示します。
チケットの次の情報から検索できます。
- リクエスタ(顧客)
- 担当者
- タグ
チケット行をクリックすると、5件までの最新のコメントを確認できます。
プラグインのパッケージング
Zendesk for kintoneプラグインのソースコードは、公開していません。
パッケージングしたサンプル
このプラグインはプラグイン開発のためのサンプルで、サポート対象外です。
ご理解の上、ダウンロードしてください。
SAMPLE_zendesk_plugin_v6.0.2.zip
プラグインの設定
STEP1:プラグインの読み込み
kintoneシステム管理画面で、パッケージングしたファイル(zipファイル)を読み込みます。
ファイルからプラグインを読み込む
STEP2:アプリの追加
-
アプリを追加します。
-
次のフィールドを配置します。
フィールド フィールドの種類 備考 検索キーワードにするフィールド 文字列(1行)またはリンクまたはレコード番号 チケットの検索キーワードとして使用するフィールド
レコード番号を配置する場合、アプリコードを設定するとアプリコードを含めた番号が検索キーワードになります。
テーブル内フィールドは使用できません。チケットを表示するフィールド スペース チケットを表示するスペース
要素IDを設定してください。
STEP3:プラグインの追加と設定
-
アプリの設定画面を開き、プラグインを追加します。
アプリにプラグインを追加する -
プラグインの設定画面を開き、項目を設定します。
項目名 必須 説明 Zendeskドメイン名 必須 Zendeskのサブドメイン名 OAuthクライアント 必須 Zendeskで取得した、OAuthの「一意のID」と「シークレット」
ZendeskでのOAuthクライアントの設定は、 Zendeskのヘルプ を参照してください。「リダイレクトURL」には次のURLを指定します。
https://oauth.cybozu.com/redirect検索条件 必須 検索キーワードと検索対象の関連付け - kintoneフィールド:検索キーワードにするフィールド
- Zendeskチケットプロパティ:Zendeskチケットのプロパティ
フィルター 省略可 絞り込み条件
表示するチケットをさらに絞り込む場合に指定します。kintoneスペースフィールド 必須 チケットを表示するフィールド -
【保存】をクリックします。
-
「アプリの設定」画面で、【設定完了】をクリックします。
STEP3:動作確認
-
レコード追加画面を開きます。
Zendeskへのログインを求める画面が表示された場合は、エラーメッセージのリンクをクリックしてZendeskにログインしてください。
-
「検索キーワードにするフィールド」へ、チケットの検索キーワードを入力します。
-
レコードを保存します。
-
検索キーワードに関連するチケットが、保存したレコードに表示されていることを確認します。
更新履歴
- 2015年9月4日v5.0.0を公開
- 2017年9月12日v6.0.0を公開
- チケット合計数が表示されるようにしました。
- チケットデータが表示された行をクリックすることで、コメントを表示できるようにしました。
- 検索条件でカスタムフィールドを選択できるようにしました。
- 一部の日本語化に対応しました。
- その他画面の表示など軽微な修正を実施しました。
- 2017年9月15日v6.0.1を公開
- グループフィールドを配置した場合、設定画面のスペースのIDが取得できない不具合を改修しました。
- その他画面の表示など軽微な修正を実施しました。
- 2024年1月12日v6.0.2を公開
- プラグインのhomepage_urlを修正しました。
このプラグインは、2015年9月のアップデート以前にkintone製品からインストール可能だったZendeskプラグインと同じ機能を提供しています。
当時のデザインは一部変更しています。
利用しているOSSのライセンス情報
このプラグインで利用しているOSSのライセンスは次のとおりです。
-
jQuery
- Author: jQuery Foundation, Inc.
- License: MIT License
-
jQuery Template Plugin
- Author: John Resig
- License: Dual license
-
JsRender
- Author: Boris Moore
- License: MIT License
-
popModal
- Author: vadimsva
- License: MIT License
-
51-modern-default
- Author: Cybozu, Inc.
- License: MIT License