メールのイベントオブジェクトで実行できる操作

目次

メールのイベントオブジェクトで実行できる操作を説明します。
メールオブジェクトの詳細は、 メールオブジェクト を確認してください。

メールの送信イベント

エラーダイアログを表示する

ハンドラー内でイベントオブジェクトの error プロパティに値を代入してイベントオブジェクトを return すると、メールの送信をキャンセルし、画面にエラーダイアログを表示できます。
「null」「false」「0」「NaN」または空文字を指定した場合、キャンセル処理およびエラーダイアログの表示は行われません。

サンプルコード

標題が空のとき、メールの送信をキャンセルし、エラーダイアログを表示する例です。

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garoon.events.on('mail.mail.send.submit', (event) => {
  if (event.mail.subject === '') {
    event.error = '「標題」を入力してください';
    return event;
  }
  return event;
});

Promise 対応

garoon.Promise オブジェクト を return することで、非同期処理の完了を待ってからフィールドの値に応じた制御ができます。
同じ Garoon のイベントに複数のイベントハンドラーが登録されている場合、エラーなどが発生して Thenable オブジェクトが棄却されると、後続のイベントハンドラーの処理は実行されません。
記述方法は Promise と async/await を参考にしてください。

クラウド版 Garoon およびパッケージ版 Garoon 5.15 以降でのみ、利用できます。