はじめに
こんにちは。
JBアドバンスト・テクノロジーの田口です。
本Tipsでは、kintoneと他システムとの連携をGUIベースで実現する「
Qanat2.0
」の連携方法を紹介します。
Qanat2.0とは?
Qanat2.0
とは企業内にて業務で利用している基幹データ、情報系データ等を柔軟に連携することで業務の最適化を支援するデータ連携ツールです。
kintoneはもちろん、各種DB、エクセル、csvなどのファイルからメールなどとの連携をGUIベースで実現できます。
また、作成した定義はスケジュールでの定期実行や、トリガー機能で自動実行が可能です。
そのため、たとえば基幹のDBから吐き出されるcsvデータを読み取り、kintoneに反映させることで社内でのみ閲覧可能だった社内情報を、現場の担当者が即座に確認することを実現できます。
さらに詳しい情報に関しましては
Qanat2.0
を確認してください。
活用例
今回は次のようなkintoneに登録された安否確認用のデータをExcelに出力し、メール送付をする処理を紹介します。
レコード一覧画面
kintone上のデータを社内のデータとして扱うための出力処理はQanat2.0をご利用いただきますと、とても簡単に作成できます。
レコード詳細画面
Qanat2.0の設定について
Qanat2.0では以下のようなGUIを使って処理を作成していきます。
日付や時刻のフォーマットを変更するといった処理や文字列変換などの処理がパーツとしてアイコン化されて登録されていますので、そのアイコンをドラッグ&ドロップして必要な設定をするだけで簡単に処理が作成できます。
今回はkintoneのデータをcsvに出力し、そのデータをメールで添付して送付するという処理を作成しました。
また、処理を自動実行させられるトリガーという機能があります。
スケジュールを設定して定期的に実行したり、ファイルが新規に作成されたら処理を実行させたりすることが設定だけで簡単にできます。
今回は処理をスケジュール設定して1時間おきに処理を実行するという設定にしました。
処理結果
処理が正しく実行されるとメールにkintoneからエクスポートしたデータが添付されて送られてきます。
添付されたデータ内容
まとめ
kintoneは簡単にアプリを開発できますが、データを連携する処理はAPIを使ってプログラム開発を行わなければいけません。
しかし、Qanat2.0を使えばデータ連携もノンプログラミングで開発できます。
これにより、業務で今まで社内活用していた情報もkintoneとの連携により活用範囲も広がります。
現在、Qanat2.0に関して評価版をご用意させていただいており、
Qanat2.0評価版ダウンロード
からダウンロード可能です。
ぜひお試しください!