MTG 効率化プラグイン
概要
ミーティングの議題を kintone で管理する際、週ごとにレコードを色分け表示したり、記載内容をハイライトしたりするプラグインです。
週例のミーティングを効率化したいという方向けのプラグインです。
注意事項
- サンプルプラグインに関するお問い合わせは、API サポート窓口へのお問い合わせの対象外です。
- kintone プラグインは、スタンダードコースでのみ利用できます。
制限事項
- モバイル用のブラウザーおよび kintone モバイルには対応していません。
- レコード一覧画面で編集すると、画面を更新するまでレコードの色分けが反映されません。
プラグインの機能
次の機能を備えています。
機能1:週ごとの色分け表示
レコード一覧画面で、週ごとにレコードを色分け表示できます。
機能2:特定行のハイライト
★などの特定の文字を行頭につけると、付けた行をハイライト表示できます。
機能3:定型の作業を自動化
次のような定型の作業も自動化できます。
- 「定例 MTG 開催日」あらかじめを設定しておくと自動で計算して初期値を入力する。
- レコードを追加する際に、「開催日」と「ログインユーザー名」を結合してタイトルに保存する。
プラグインのパッケージング
プラグイン化の手順の詳細は kintone プラグイン開発手順 を参照してください。
STEP1:ソースコードのダウンロード
GitHub
にアクセスしてフォルダーごとダウンロードしてください。
「examples/colorful-report」が、このプラグインのソースコード一式です。
ファイルの構成
「examples/colorful-report」配下のファイル構成は次のとおりです。
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STEP2:パッケージング
plugin-packer の手順を参考にパッケージングします。
パッケージングしたサンプル
このプラグインはプラグイン開発のためのサンプルで、サポート対象外です。
ご理解の上、ダウンロードしてください。
SAMPLE_colorful_report_plugin_v1.5.1.zip
プラグインの設定
STEP1:プラグインの読み込み
kintone システム管理画面で、パッケージングしたファイル(zip ファイル)を読み込みます。
ファイルからプラグインを読み込む
STEP2:アプリの設定
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アプリを追加します。
-
次のフィールドを配置します。
フィールド フィールドの種類 備考 週報のタイトル用フィールド 文字列(1行) 開催日用フィールド 日付 「必須項目にする」を有効にします。
ほかのフィールドの配置は任意です。
STEP3:プラグインの追加と設定
-
アプリの設定画面を開き、プラグインを追加します。
アプリにプラグインを追加する -
プラグインの設定画面を開き、項目を設定します。
項目名 必須 説明 色をつける一覧の名前 省略可 色分け表示する一覧
次の手順で設定します。- 「一覧名」を入力します。
- 【一覧設定ボタン】をクリックします。
- 一覧の項目設定(初期設定)に項目が表示されることを確認します。
定例 MTG 開催曜日 必須 定例が開催される曜日 - 不定
- 各曜日
週報のタイトル用フィールド 必須 「開催日」と「ログインユーザーのユーザー名」を結合して代入するフィールド 開催日用フィールド 必須 開催日用フィールド
「定例MTG開催曜日」で指定した曜日に合わせて自動で次の開催曜日が入力されます。ハイライト用文字列と色 省略可 ハイライトする行に含まれる文字列と色
色は、16 進数表記で指定します。
例:- 文字列:★
- 色:#FFFF00
-
【保存】をクリックします。
-
「アプリの設定」画面で、【設定完了】をクリックします。
STEP4:動作確認
- レコードを追加します。
- レコード詳細画面で、次の内容が自動で入力されることを確認します。
- 週報のタイトル
- 開催日
- 「色をつける一覧の名前」を設定した場合、レコード一覧画面で、開催日ごとに色分け表示されることを確認します。
更新履歴
- 2016 年 6 月 8 日 v1.0 を公開
- 2016 年 6 月 16 日 v1.2 を公開
- コードを軽量化しました。
- 特定条件で開催日に不正な値が入ってしまうエラーを改修しました。
- 2017 年 8 月 18 日 v1.4 を公開
- 設定対象でない一覧も一部の列に設定対象一覧と同じ色がついてしまう不具合を改修しました。
- その他軽微な修正をしました。
- 2017 年 9 月 28 日 v1.5 を公開
- プログラムで使用しているフォーム設計情報取得 API を、フィールドの一覧を取得する API に置き換えました。
- 2022 年 10 月 5 日 v1.5.1 を公開
- フロントエンド基盤の刷新 に対応しました。
利用している OSS のライセンス情報
このプラグインで利用している OSS のライセンスは次のとおりです。