はじめに
kintoneでの利用シーンとして、たとえばゲストスペースを利用して他社と原稿データなどの文章データをやりとりしていたとします。
そんな時に、規定の文字数に達しているか?を知りたくなる方が多いのではないでしょうか?
そこで今回はレコード保存時に、文字数をカウントした情報を保存する簡単なカスタマイズを紹介します。
サンプルアプリ
それではさっそく、「数値」と「文字列(複数行)」のみの簡単なアプリを作成してみましょう。
実際に作成したアプリの詳細は以下です。
フィールドタイプ | フィールド名 | フィールドコード |
---|---|---|
数値 | 文字数 | count |
文字列(複数行) | 本文 | text |
サンプルコード
それではさっそくサンプルコードを書いていきましょう。
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とても簡単ですね。
忘れてはいけないのは、レコード登録時だけではなく、「
レコード編集画面で保存するときのイベント
」「
レコード一覧画面のインライン編集で保存するときのイベント
」が発生した時でも文字数をカウントするということです。
結果確認
それでは、作成したJavaScriptで結果を確認してみましょう。
キャプチャでは、上記記載のサンプルコードの他に「文字数」フィールドの編集を制御する処理をいれています。
詳しくは
フィールドの編集可/不可を設定する
を参照してください。
試しに半角スペースも入れて「保存」をおしてみます。
スペースを除いた文字数「15」が「文字数」フィールドに保存されました!
(ちなみに今回は大文字、小文字、記号は関係なく一文字とカウントします)
最後に
今回の内容はライトなものでしたがいかがでしたでしょうか?
「こんな内容の情報が欲しい」、「こんなことで今もやもやしている」などのご意見あれば、お気軽に cybozu developer community に投稿ください。
このTipsは、2025年6月版kintoneで動作を確認しています。