プロセス管理の設定を変更する

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アプリのプロセス管理の設定を変更します。

このAPIは、動作テスト環境のアプリを変更します。
本番環境に変更を反映する場合、このAPIを実行した後に、アプリ設定を運用環境へ反映するAPIを実行してください。
アプリ設定を運用環境へ反映するAPI

URL

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通常のアプリ: https://sample.cybozu.com/k/v1/preview/app/status.json
ゲストスペースのアプリ: https://sample.cybozu.com/k/guest/GUEST_SPACE_ID/v1/preview/app/status.json

HTTPメソッド

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PUT

必要なアクセス権

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アプリ管理権限

リクエスト

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パラメーター

パラメーター名	型	必須	説明
app	数値または文字列	必須	アプリID
enable	真偽値または文字列	省略可	プロセス管理が有効かどうか `true`：プロセス管理が有効 `false`：プロセス管理が無効
states	オブジェクト	省略可	ステータスの情報ステータスを追加、更新するときは、既存のステータスを`states`に指定してください。指定しないとそのステータスは削除されます。
states.`ステータス名`	オブジェクト	省略可	各ステータスの設定ステータスを追加するとき：追加するステータス名を`ステータス名`に指定します。ステータスを変更するとき：更新前のステータス名を`ステータス名`に指定します。ステータスを削除するとき：削除するステータス名のプロパティを指定しません。先頭のステータスは新規に追加できません。先頭のステータスを変更したい場合は、既存の先頭ステータスのステータス名を変更してください。
states.`ステータス名`.name	文字列	条件必須	ステータスの名前 64文字以内で指定します。新しいステータスを追加する場合は必須で、`ステータス名`と同じ値を指定します。
states.`ステータス名`.index	数値または文字列	条件必須	ステータスの順番 0からの数値を指定します。値の昇順で並べ替えられます。 `ステータス名`を指定する場合は必須です。
states.`ステータス名`.assignee	オブジェクト	省略可	ステータスの作業者
states.`ステータス名`.assignee.type	文字列	条件必須	ステータスの作業者の指定形式 `ONE`：次のユーザーから作業者を選択 `ALL`：次のユーザー全員 `ANY`：次のユーザーのうち一人 `assignee`を指定する場合は必須です。
states.`ステータス名`.assignee.entities	配列	条件必須	ステータスの作業者の情報 `assignee`を指定する場合は必須です。
states.`ステータス名`.assignee.entities[].entity	オブジェクト	条件必須	ステータスの作業者のユーザー情報 `entities`内で必須です。
states.`ステータス名`.assignee.entities[].entity.type	文字列	条件必須	ステータスの作業者の種類 `USER`：ユーザー `GROUP`：グループ `ORGANIZATION`：組織 `FIELD_ENTITY`：「フォームのフィールドを追加」として指定するフィールド `CREATOR`：アプリ作成者 `CUSTOM_FIELD`：.com共通管理のカスタマイズ項目 `entity`を指定する場合は必須です。ゲストスペースのアプリでは、「ORGANIZATION」は指定できません。
states.`ステータス名`.assignee.entities[].entity.code	文字列	条件必須	ステータスの作業者のコード `entity.type`の値によって異なります。「USER」の場合：ログイン名「GROUP」の場合：グループコード「ORGANIZATION」の場合：組織コード「FIELD_ENTITY」の場合：次のフィールドのフィールドコードを指定します。作成者更新者ユーザー選択組織選択グループ選択 CREATOR：指定不要です。 CUSTOM_FIELD：カスタマイズ項目コード `entity.type`に「CREATOR」以外を指定する場合は必須です。ゲストユーザーを指定する場合、ログイン名の前に「guest/」を付けます。
states.`ステータス名`.assignee.entities[].includeSubs	真偽値または文字列	省略可	作業者に下位組織を含めるかどうか `true`：含める `false`：含めない省略すると「false」が設定されます。 `entity.type`に「ORGANIZATION」か、「FIELD_ENTITY」で組織選択フィールドを指定した場合のみ指定します。それ以外の場合に指定すると、設定は無視されます。
actions	配列	省略可	アクションの情報の一覧
actions[].name	文字列	条件必須	アクション名 64文字以内で指定します。 `actions`を指定する場合は必須です。
actions[].from	文字列	条件必須	アクション実行前のステータス名 `actions`を指定する場合は必須です。ステータス名を変更した場合は、変更後のステータス名を指定します。
actions[].to	文字列	条件必須	アクション実行後のステータス名 `actions`を指定する場合は必須です。ステータス名を変更した場合は、変更後のステータス名を指定します。
actions[].filterCond	文字列	省略可	アクションの実行条件クエリ形式で指定します。クエリ形式の詳細は次のページを参照してください。クエリの書き方「ステータス」フィールドを絞り込み条件に指定できません。
actions[].type	文字列	省略可	アクションの種類 `PRIMARY`: アクション実行前のステータスで作業者に指定されたユーザーのみが実行できるアクションを表すtype。作業者が指定されていない場合はレコード閲覧可能なユーザー全員が実行できます。 `SECONDARY`: 「作業者以外でも実行できるアクション」を表すtype。`actions[].executableUser`に指定したユーザーが実行できます。省略した場合は`PRIMARY`が設定されます。
actions[].executableUser	オブジェクト	条件必須	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザー `actions[].type`が`SECONDARY`の場合は必須です。 `actions[].type`が`PRIMARY`の場合、設定は無視されます。
actions[].executableUser.entities	配列	条件必須	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザーの情報 `executableUser`を指定する場合は必須です。空配列の場合は、レコード閲覧可能なユーザー全員が実行可能なアクションとして扱われます。
actions[].executableUser.entities[].entity	オブジェクト	条件必須	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザーの情報 `entities`内で必須です。
actions[].executableUser.entities[].entity.type	文字列	条件必須	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザーの種類 `USER`：ユーザー `GROUP`：グループ `ORGANIZATION`：組織 `FIELD_ENTITY`：「フォームのフィールドを追加」として指定するフィールド entityを指定する場合は必須です。ゲストスペースのアプリでは、「ORGANIZATION」は指定できません。
actions[].executableUser.entities[].entity.code	文字列	条件必須	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザーのコード `entity.type`の値によって異なります。「USER」の場合：ログイン名「GROUP」の場合：グループコード「ORGANIZATION」の場合：組織コード「FIELD_ENTITY」の場合：次のフィールドのフィールドコードを指定します。作成者更新者ユーザー選択組織選択グループ選択 `entity`を指定する場合は必須です。ゲストユーザーを指定する場合、ログイン名の前に「guest/」を付けます。
actions[].executableUser.entities[].includeSubs	真偽値または文字列	省略可	「作業者以外でも実行できるアクション」の実行可能ユーザーに下位組織を含めるかどうか `true`：含める `false`：含めない省略すると「false」が設定されます。 `entity.type`に「ORGANIZATION」か、「FIELD_ENTITY」で組織選択フィールドを指定した場合のみ指定します。それ以外の場合に指定すると、設定は無視されます
revision	数値または文字列	省略可	期待しているリビジョン番号実際のリビジョン番号と一致しない場合はエラーとなり、設定は変更されません。値に「-1」を指定する、または指定しなかった場合はリビジョン番号は検証されません。

リクエストの例

ヘッダー

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{
  "X-Cybozu-API-Token": "API_TOKEN",
  "Content-Type": "application/json"
}

リクエストヘッダーの詳細は共通仕様を参照してください。
kintone REST APIの共通仕様

ボディ

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{
  "app": "5",
  "enable": true,
  "states": {
    "未処理": {
      "name": "未処理",
      "index": "0",
      "assignee": {
        "type": "ONE",
        "entities": []
      }
    },
    "処理中": {
      "name": "処理中",
      "index": "1",
      "assignee": {
        "type": "ALL",
        "entities": [
          {
            "entity": {
              "type": "USER",
              "code": "user1"
            }
          },
          {
            "entity": {
              "type": "FIELD_ENTITY",
              "code": "creator"
            },
            "includeSubs": false
          },
          {
            "entity": {
              "type": "CUSTOM_FIELD",
              "code": "supervisor"
            }
          }
        ]
      }
    },
    "完了": {
      "name": "完了",
      "index": "2",
      "assignee": {
        "type": "ONE",
        "entities": []
      }
    }
  },
  "actions": [
    {
      "name": "処理開始",
      "from": "未処理",
      "to": "処理中",
      "filterCond": "レコード番号 = \"1\"",
      "type": "PRIMARY",
      "executableUser": {
        "entities": []
      }
    },
    {
      "name": "完了する",
      "from": "処理中",
      "to": "完了",
      "filterCond": "",
      "type": "PRIMARY"
    },
    {
      "name": "作業者以外で完了する",
      "from": "処理中",
      "to": "完了",
      "filterCond": "",
      "type": "SECONDARY",
      "executableUser": {
        "entities": [
          {
            "entity": {
              "type": "FIELD_ENTITY",
              "code": "creator"
            },
            "includeSubs": false
          }
        ]
      }
    }
  ],
  "revision": "3"
}

レスポンス

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プロパティ

プロパティ名	型	説明
revision	文字列	アプリの設定を変更したあとのリビジョン番号

レスポンスの例

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{
  "revision": "3"
}

サンプル

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curlを使ったリクエスト

ご利用の環境によって、curlのフォーマットは異なる場合があります。
詳細は、次のページを参照してください。
curlコマンドでkintone REST APIを実行してみよう/3.API実行

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curl -X PUT 'https://sample.cybozu.com/k/v1/preview/app/status.json' \
  -H 'X-Cybozu-API-Token: API_TOKEN' \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -d '{
    "app": "5",
      "enable": true,
      "states": {
        "未処理": {
          "name": "未処理",
          "index": "0",
          "assignee": {
            "type": "ONE",
            "entities": [
            ]
          }
        },
        "処理中": {
          "name": "処理中",
          "index": "1",
          "assignee": {
            "type": "ALL",
            "entities": [
              {
                "entity": {
                  "type": "USER",
                  "code": "user1"
                }
              },
              {
                "entity": {
                  "type": "FIELD_ENTITY",
                  "code": "creator"
                },
                "includeSubs": false
              },
              {
                "entity": {
                  "type": "CUSTOM_FIELD",
                  "code": "supervisor"
                }
              }
            ]
          }
        },
        "完了": {
          "name": "完了",
          "index": "2",
          "assignee": {
            "type": "ONE",
            "entities": [
            ]
          }
        }
      },
      "actions": [
        {
          "name": "処理開始",
          "from": "未処理",
          "to": "処理中",
          "filterCond": "レコード番号 = \"1\"",
          "type": "PRIMARY",
          "executableUser": {
            "entities": []
          }
        },
        {
          "name": "完了する",
          "from": "処理中",
          "to": "完了",
          "filterCond": "",
          "type": "PRIMARY"
        },
        {
          "name": "作業者以外で完了する",
          "from": "処理中",
          "to": "完了",
          "filterCond": "",
          "type": "SECONDARY",
          "executableUser": {
            "entities": [
              {
                "entity": {
                  "type": "FIELD_ENTITY",
                  "code": "creator"
                },
                "includeSubs": false
              }
            ]
          }
        }
      ]
  }"

`kintone.api()`を使ったリクエスト

kintone.api()の詳細は、次のページを参照してください。
kintone REST APIリクエストを送信する

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const body = {
  app: kintone.app.getId(),
  enable: true,
  states: {
    未処理: {
      name: '未処理',
      index: '0',
      assignee: {
        type: 'ONE',
        entities: [],
      },
    },
    処理中: {
      name: '処理中',
      index: '1',
      assignee: {
        type: 'ALL',
        entities: [
          {
            entity: {
              type: 'USER',
              code: 'user1'
            }
          },
          {
            entity: {
              type: 'FIELD_ENTITY',
              code: 'creator'
            },
            includeSubs: false
          },
          {
            entity: {
              type: 'CUSTOM_FIELD',
              code: 'supervisor'
            }
          }
        ]
      }
    },
    完了: {
      name: '完了',
      index: '2',
      assignee: {
        type: 'ONE',
        entities: [
        ]
      }
    }
  },
  actions: [
    {
      name: 処理開始,
      from: 未処理,
      to: 処理中,
      filterCond: 'レコード番号 = "1"',
      type: PRIMARY,
      executableUser: {
        entities: [],
      },
    },
    {
      name: 完了する,
      from: 処理中,
      to: 完了,
      filterCond: '',
      type: PRIMARY,
    },
    {
      name: 作業者以外で完了する,
      from: 処理中,
      to: 完了,
      filterCond: '',
      type: SECONDARY,
      executableUser: {
        entities: [
          {
            entity: {
              type: FIELD_ENTITY,
              code: creator,
            },
            includeSubs: false,
          },
        ],
      },
    },
  ],
};

await kintone.api(kintone.api.url('/k/v1/preview/app/status.json', true), 'PUT', body);

制限事項

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次のAPIにおいて、「新機能の無効化」により「プロセス管理の設定で、作業者以外でも実行できるアクションを設定できる機能」を無効にしても、レスポンスのスキーマ情報に含まれます。

kintone REST APIのスキーマ情報を取得する

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目次

プロセス管理の設定を変更する

URL

HTTPメソッド

必要なアクセス権

リクエスト

パラメーター

リクエストの例

ヘッダー

ボディ

レスポンス

プロパティ

レスポンスの例

サンプル

curlを使ったリクエスト

kintone.api()を使ったリクエスト

制限事項

`kintone.api()`を使ったリクエスト