1件のレコードのステータスを更新する

目次

1件のレコードのステータスを更新する

1件のレコードのステータスを更新します。

  • プロセス管理機能を有効にしたアプリで使用できます。

URL

通常のアプリ
https://sample.cybozu.com/k/v1/record/status.json
ゲストスペースのアプリ
https://sample.cybozu.com/k/guest/GUEST_SPACE_ID/v1/record/status.json

HTTPメソッド

PUT

必要なアクセス権

ユーザー認証でAPIを実行する場合
  • アプリのレコード閲覧権限
  • 値を取得するレコードの閲覧権限
  • 値を取得するフィールドの閲覧権限
  • レコードに作業者が指定されていない、またはAPIの実行ユーザーがレコードの作業者に指定されている。
APIトークンでAPIを実行する場合
  • アプリのレコード閲覧権限
  • 値を取得するレコードの閲覧権限
  • 値を取得するフィールドの閲覧権限
  • レコードに作業者が指定されていない、または「Administrator」がレコードの作業者に指定されている。

リクエスト

パラメーター
パラメーター名 必須 説明
action 文字列 必須 実行するアクションの名前
複数の言語でアクションの名前を設定している場合、APIを実行するユーザーの表示言語での名前を指定します。
現在のステータスに同名のアクションが複数設定されている場合、そのアクションを指定するとエラーになります。
app 数値または文字列 必須 アプリID
assignee 文字列 条件必須 作業者に設定するユーザーのログイン名
次の条件下では必須です。
  • 変更先のステータスの作業者が「次のユーザーから作業者を選択」になっている、かつ選択可能なユーザーが存在する場合
  • 最初のステータスに「作業者」を設定し、最初のステータスに戻す場合
id 数値または文字列 必須 レコードID
revision 数値または文字列 省略可 期待しているリビジョン番号
実際のリビジョン番号と一致しない場合はエラーとなり、ステータスは更新されません。
値に「-1」を指定する、または指定しなかった場合はリビジョン番号は検証されません。
リクエストの例
ヘッダー
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{
  "X-Cybozu-API-Token": "API_TOKEN",
  "Content-Type": "application/json"
}

リクエストヘッダーの詳細は共通仕様を参照してください。
kintone REST APIの共通仕様

ボディ
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{
  "app": 4,
  "id": 1,
  "action": "申請する",
  "assignee": "user2",
  "revision": 1
}

レスポンス

プロパティ
プロパティ名 説明
revision 文字列 ステータスを変更したあとのレコードのリビジョン番号
アクションの実行と、ステータスの更新の2つの操作が記録されるため、リビジョンは2つ増えます。
レスポンスの例
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{
  "revision": "3"
}

サンプルコード

curlを使ったリクエスト
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curl -X PUT 'https://sample.kintone.com/k/v1/record/status.json' \
  -H 'X-Cybozu-API-Token: API_TOKEN' \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -d '{
    "app": 1,
    "id": 1001,
    "action": "申請する",
    "assignee": "user1"
  }'
kintone REST APIリクエストを送信するAPIを使ったリクエスト
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const body = {
  app: kintone.app.getId(),
  id: 1001,
  action: '申請する',
  assignee: 'user1',
};
await kintone.api(kintone.api.url('/k/v1/record/status.json', true), 'PUT', body);