注意

プラグインの新しい開発方式で動作する最低限のしくみが開発できたので、先行してお試しいただけるように公開しています。

この新しい開発方式は開発検討中の実験的な機能です。随時、機能の追加を予定しています。また今後、大きな仕様変更や機能自体を削除する可能性もあります。

プラグインの作り方の従来とは別の新方式を研究開発中です。

従来方式では、kintone本体と同じ実行環境上で、すべてのプラグインのJS/CSSが動作していました。一方、新方式ではプラグインごとに独立した実行環境（iframe）上でJS/CSSが動作します。

また、作成したプラグインが参照する情報や書き込みの有無、外部通信の有無などをmanifest.jsonで宣言できるようになり、利用者へ提示できます。たとえば通信しないと宣言されているプラグインは、通信ができない実行環境で実行されます。

この新しい方式では、従来の方式と比べると次のようなメリットがあります。

• プラグインの実行環境分離により、他プラグインやカスタマイズJSの影響を受けなくなり、安定して動作するプラグインの開発・提供が可能
• プラグインの利用者が権限を確認できるので、より安全なプラグインの導入が可能

プラグインの新しい開発方式に関するフィードバックを、ユースケースとともに、 kintoneの改善に協力する フォームへぜひご登録ください。

「kintoneシステム管理」から「アップデートオプション」に遷移し、開発中の新機能（APIラボ）の中から、「プラグインの新しい開発方式の試用を有効にする」を有効化することで、新しい開発方式のプラグインをkintone環境で利用できます。

プラグインの新しい開発方式は、開発中の機能ですので予期せぬ動作を起こす可能性があります。業務でご利用中の環境での有効化は避け、検証用環境でのみ利用してください。

開発中の新方式のプラグインで既知の不具合は次のとおりです。

• ゲストスペース内アプリでは新方式のプラグインが適用されない
• アプリの動作テスト環境では新方式のプラグインが適用されない